くらしの支援NETWORK

北川美子(くらしの支援NETWORK主宰)


支援NETでの山田さんの救命講習は今回で終わりになるかもしれません。
でも最終にふさわしいページになりました。


今日も、時折とびだす難しい参加者の言葉にも優しく巧みにやり取りしてくださる山田さんのやさしさや賢さに学ぶところがたくさんありました。
もちろん講習の内容も、引き込まれる雰囲気、修得しやすい言葉の投げかけ、親しみやすさの中に知らずしらず溶け込んでいく山田ワールドがあります。しかも一人一人を繋いでくださる温かさを確かに感じます。


山田さんのように『公』の仕事と私たち『市民』を真に繋げる働きは、『公』と『市民』に終わらず、『市民』一人一人をも繋ぐ強力な接着剤となりうるのだと今回あらためて感じました。
どんな仕事も、このような投げかけはでき得るのだと確信させていただきました。



今回、同じ町内の方が何人か参加してくださいました。
私たちの地域は住宅街で、商店街等のある商業地域等と違って、救命講習の必要性をさほど感じていないというのが現実だと思います。
しかし、私は仕事を通じて救命知識や技術の有るなしで人の命を救うことが確率高くできることを日頃から感じています。家族の人、近隣の人、身近な人が心強く感じてくれるまでになるには何回も救急救命講習に参加するのがいいと(実際には起こらないほうがいいに決まっていますが)、町内会に案内書を毎回送り続けました。
先日も案内書をポストに入れたところ、電話で参加の申し込みがありました。
そして講習後、電話口で講習の『景色』に感動された様子でした。『ありがとう』と言ってくださいました。
このようなことは微々たる前進ですが、これが地域に真の交わりを創っていくことにつながる微々たる前進になるのだと、今回、その方との言葉のやり取りの中に感じました。



 

ともに創る救急救命 2011

2011.11.16

 

山田俊哉さん  

(京都市消防局)


なかなか成果の見えにくい、本当に微々たる前進なのですが、微々たる前進であってもあきらめてはならないのだと改めて感じました。
『救急救命講習』が人の命に関わる行為だからこそ、そこから確かな繋がりが生まれても不思議ではないと、この世知辛い世にほっこりした温かい気分にさせていただけた1日でした。
山田さんのような人とめぐり会えた支援NETの私たちは本当に幸せです。


そして、参加者というより立派な支援NETの場の創り手の◯◯さん。
病院にタクシーで行くより他、どこへも出られなくなった90歳をとうに過ぎたご婦人です。毎年の参加者達がおさらいということで楽しさを交えての救急救命のコントを企画しました。役者のお一人の◯◯さん。AEDをとってくる役に真剣に取り組んでくださいました。役者を依頼しましたら素直に挑戦してくださいました。



彼女の『活かされてやろう!』という態度は、彼女自身だけでなく周りの人を活かします。


もうひとつ、重度の障害のある車いす使用者にでも救命はできるのだと証明するドキュメンタリーを見せてくれた車いす青年(昔)と山田さんと、通行人役の人たちのアドリブのチームプレーはお見事でした。これも障害者を好意的排除や『どうせ役に立たないし・・・』なんてそんな思いは不要だと確信させられるのです。


お二人の生き方に私たちはその場にいて活かされています。福祉が障害者や高齢者が好意的に排除され、徐々に出かける場が無くなっていく現実は、何が『福祉』かと、問い直してみる必要を感じています。


これらを、見つめることの助けてとなってくださった山田さんに支援NETの主宰者として感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

 
救急救命のプロの山田さんの本音の話を聞いて、救急隊のご苦労がよくわかりました。
同時に安心安全は誰かの責任にするのではなく、いざという時には救急隊に助けてもらわなければならないけれども、普段から自分たち自身で注意実行しなければならないことが多くあることも、心臓マッサージや子供、お年寄りが、喉にものをつめた時の処置など、前座のコントを交え、楽しく勉強できました。ありがとうございました。

・・・北川一雄







毎年、毎年、救命救急の講習を受ける事が出来て、本当に良かったです。
最初は、隊員の方の説明を聞いても頭に入らず、無我夢中でやっていましたが、今は少し理解しながら出来るようになってきたように思います。


でも、本当にそういう場面に出くわした時、自分がどれだけやれるのか疑問ですが、逃げずに関わりを持とうとする人間になりたいと思います。


最後に、山田さんには本当にお世話になりました。
山田さんの優しく丁寧な教え方は、ドキドキしていた私の心の中の不安を取り除いてくれたように思います
これからは教える側と教えられる側ではなく、友人としてお付き合いをして頂ければ嬉しいです これからもよろしくお願い致します

・・・川本好香







お疲れ様でした。山田さんお忙しいのに、ありがとうございました。
年に1度の受講させて頂いたおかげで、かなり上達する事が出来ました。なくなるのは大変淋しいですが、地元の講習会に年に1回は参加しようと思っています。
車いす使用者さんの、声かけの救命、感動しました。自ら出来なくても、声かけの大事さは、救命者に大きな力になります。パニックっている時、冷静に声かけしてくれたらどんなに心強い事か--。私はすぐパニクってあわててしまうので、その冷静さが羨ましいです。
もう一つ勉強になったなと思ったのですが、救急車が、来てなかなか出発しないなと、その理由がわかった事です。胸骨圧迫している時は、車動かせないのですね。これから「何で救急車早く出発して病院いかんのや」と言っている人がいたら、説明出来ます。これも何回も講習受けてこそ、ですね。


場所を提供して下さった北川さん、わかりやすく講習して下さった山田さん、心から感謝致します。

・・・橋詰ひとみ







AEDを使用して、その人が良くなったらどうなんのかなとズーっと思っていたのですが・・・。AEDが「・・・が正常になりました・・・」と言うのを始めて聞いて何となくホッとしました。(すいません・・・の部分は1回しか聞いてないのではっきりと覚えていません)。
さすがは山田さん、支援ネットでの最後の救命救急講座でキッチリ聞かせてくれました。


昨年まではAEDの機械の使い方中心でしたが、今回はAEDを使っての人命救助のやり方全般について教えていただいたように思います。これも今回が最後ということで、山田さんがいろいろと講義内容を考えてくださったからだと思います。実際にその場面に出くわした時にどうなるか分かりませんが、山田さんの講習を受けたおかげで多少の自信はつきました。
何時もいつも丁寧に教えていただき、ありがとうございました。

・・・大幸貴英







救急救命手当てのご指導を頂くことになってから今回まで、お忙しい中、私たちのために時間を作ってくださり、ありがとうございました。


毎回、すこしずつ違った内容で、覚えることが大変でしたが、救急隊の方に引き継ぐまでの知識と技術を笑いを交えて、とても解りやすく教えてくださいました。
『人の命』を救えて、人の役に立てる救急時の対応ができるよう、今日まで教えてくださったことを忘れず頑張ります。
本当にありがとうございました。

・・・難波洋子







山田さんありがとうございました。お仕事を休んでの講習、感謝します。
私達夫婦は3回目だと思います。
山田さんの講習は分かりやすいです。質疑応答の答えが人情味あふれています。常連さんとの会話・・・とても温かいです。山田さんの人柄ですね。
救急車を呼ぶのには勇気がいります。完全に意識がなければ躊躇することなく呼べますが・・・難しい判断のときもあります。


山田さんの「いつでも呼んでください。行きます」の一言が嬉しいです。


わが家でも夫が倒れたときに判断に困ります。又、夫は救急車を嫌います。「少し良くなったらタクシーで行くから呼ぶな。」・・・私は心配でオロオロ…しまいには心配を通り越して腹が立ってきます。
次からは夫に聞かないで…電話をして症状を話そうと思っています。
私は軽い交通事故と骨折で2回、救急車のお世話になりました。

・・・島田和子







今回で7回とのこと、私はそのうち5回講習を受けましたが、その時はできそうですが・・・と思っていますが(?)。この歳になって一度も倒れている人に会ったことがありません。実際、会ったとしても講習で習ったことができるだろうかだろうか?考えてしまいます。


山田さんの講習はとても良かったと感じています。質問も飛び交い、楽しい雰囲気で受けられました。他のところでは受け身で聞いているだけ・・・
とても良い経験をしたと思っています。

・・・坂井良子







少人数で、こぢんまりとした場所で身近に見られて、実地体験も出来て、良かったと思います

・・・武本







講習会に参加させていただき実際に体験ができたことこれからの生活に役立てていきたいと思っています。
楽しい有意義な時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。

・・・森田







心臓マッサージや人工呼吸を今までに何度か見たことがあります。なかなか大変そうで技術がいると思っていました。今回始めてなのですが、非常に解りやすく、丁寧な指導をしていただきました。
実際に体験させていただき、また、いろいろな知識が得られ、本当に良かったです。
私にもできることに嬉しく思いました。どうもありがとうございました。

・・・寺尾