くらしの支援NETWORK



Flash Report[ 春のコンサート2009 ]
〝チェロ〟はおとなの音色でした
大町 剛さんの奏でる弦の響きとお話のアンサンブル
それを聴く〝場〟の創り出す素晴らしさ

2009.05.06 春のコンサート2009







くらしの支援NETWORKでは
 参加者とは創り出す当事者のことです
 たくさんの当事者のみなさんに
 〝春のコンサート〟をありがとうございました



■ 河邨信子
五臓六腑の隅々まで染み渡る感動でした。平素、主人の介護で出かけることもできなくなり、このように自宅の近くで癒されて今日は幸せでした。来て良かったです。
*『来てよかった』『また、介護に頑張れるわ』と私たちをねぎらってくださいました。

■ 島田和子
今日はコンサートに行けて良かったです。ありがとうございました。最後の曲も聴いてから帰ろうと思っていたのですが・・・時間がなくて残念でした(>_<) 。参加して感じるのは何て言ってよいのか・・・その〝場〟の雰囲気です。コンサートが良かったとか、話の内容がすごく良かったとかではなくて、参加している人、全体の穏やかな心なごむ雰囲気です。みなさんが作って来られたものなのかもしれません。感想になっていないかもしれません(?_?)。この雰囲気が元気をくれます。
*島田さんは幼少の頃からの障害と聞いています。『場の雰囲気』を良いものと感じてくださったのは、スタッフとしてうれしい限りです。




■ 北川美子
チェロの音色で癒された素晴らしいゴールデンウイークの締めでした。ゆったりした幸せなひと時を友人、地域の人、スタッフで味わうことができました。

奏者大町さんは映画“おくりびと”の一シーンの演奏を曲目に選んでくださいました。この時、貴重なお話をお聞きすることができました。それは納棺師という仕事についてでした。納棺師という地味で、表には出てこない裏側の仕事、葬儀の納棺を誇り高く、実に美しくこなす主人公の納棺師、音楽家である大町剛さん、そして私たちのそれぞれの仕事についてです。
・・・考えさせられたのです。みなさん、たぶん。

今回は連休とあって、普段見られない顔ぶれもあり、地域の方もたくさん参加されました。「また、介護に頑張れるわ!」とスタッフをねぎらって帰られた高齢の婦人が参加されていました。私たちこそまた頑張れるのです。
私は支援ネットの役割(仕事)について考えてみました。ここでの仕事は皆、無償です。私は皆がお客さんでないように「場を創る」創り手であって欲しいと願っています。〝場〟をつくる仕事です。高齢者さんへのボランティアではなく、障害者さんへのボランティアでもないです。誰もが通る介護という課題を基底にして、健常なときから育ち合う関係の「場を育てる」という仕事について、あらためて大切な役割(仕事)を強く感じました。



■ 森加代子
チェロの音色で心の奥深くまで幸せを感じました。生きていて良かったと・・・
遠くへ出て行けない歳になったのでもうここだけ(支援ネットの場)が出て行けるところなのです。毎月楽しみにしています。
*こんなお話を聞かせてくださいました。『あまりに嬉しくて電話で遠くの友人に言うと、私の近くにはそんなところはないわ!いいわね!とうらやましがられるのですよ。』

■ 梅田ゆき子
福田さんに感想をお願いしましたら娘さんの、ともちゃんが書いてくれました。
1曲目の“愛の○○”はよく知っている曲だったとかで嬉しかったそうです。
お父さんにも“チェロに触った”と楽しく報告していたとか。今後も参加していただける機会があればいいなと思います。
*知人とその子供さんと参加くださいました。奏者のご好意でチェロを触ることができたのです。

■ 河内 一
チェロの生演奏の良さを充分、味わわせていただきました。『荒城の月』や『月の砂漠』などの名曲もチェロで演奏され、うっとりと聞き惚れて気持ちがとてもリラックスされました。
大町さんのチェロという楽器にお話もとても興味深く聴かせていただき、これからはチェロの魅力にとりつかれそうです。


■ 逸見邦子
楽しい時間を作っていただきありがとうございました。弦の話にはびっくりでしたね、まさか馬!とは・・・いつも片付けもしなくて帰ってしまい、申し訳ありません。

■ 坂井久和
“チェロ”のCONCERTが、近所のお家〝暮らしの支援NETWORK〟でありました。 
チェロという楽器は、知ってはいましたが、こんなに、悲しい、哀愁を帯びた音色が出る楽器とは思いませんでした。
音楽好きな私は、それこそ、一生懸命に聞きほれていました。約2時間、あっという間に終わりとなりました。途中の休憩時間には、チェロ奏者大町剛さんの、明るく軽い調子のトークがまた素敵でした。
オーケストラにおける、チェロの役目は、コントラバスに続く、ベースを支える大事なだいじな楽器です、ということが、演奏を聴いているうちに実感できました。
チェロだけでコンサートをすることの難しさは、オーケストラのベースになる楽器だということでもわかります。演奏を、聴きに来られた方々が、思わず深い吐息を・・・、それを聴いて、あーぁ皆私と同じだと感激を新たにしました。大町さん、本当に有難う、心が洗われました。
このような機会を設けていただいたスタッフさんたちのご尽力に、感謝、感謝です。
これからも末永く、暮らしの支援NETWORKが続くことをお祈りいたします。
*このかたはご近所の男性です。お茶の時間は率先してウエイター役をかってでてくださいました。


■ 橋詰ひとみさんの友だちAさん
今晩は!1人から感想のメールが来たので送りますね。日頃ゆっくり音楽を聞く事もなく過ごしているので心が和みました。奏者の方の語りも穏やかで色々知らない事も教えて頂いたし選曲も知っている曲が多く親しみやすかったです。ケーキも美味しかったです。



■ 河野 訓
本日はありがとうございました。生音のチェロをじっくり堪能させていただきました。やっぱり迫力ありますね。
何年か前の映画ですが、夭折した女性チェリスト ジャクリーヌ・デュプレの生涯を観て感銘を受け、いつか機会があればとは思っていました。
それが、まさかプロの方のソロを、家の近所で、しかも目の前で聴けたのは幸運です。
大町さんは、演奏はもちろんのこと、トークも人をそらさない温かみがあり、時間がすごく短く感じられました。あとでカザルスの無伴奏チェロ組曲のこととかデュプレの話を少ししましたが、謙虚で人柄のよさが感じられる人ですね。
参加された人も皆、楽しんでいらっしゃる様子で、いい雰囲気ができていたことも何よりです。初めてよせていただきましたが、スタッフの皆様のご苦労のお陰です。これからも、こういった活動を続けていってください。私のほう、何かと協力させていただきたいと思っています。
では、みなさんによろしくお伝えください。
*河野さんもご近所の男性です。コンサートが終わってあと片付けは結構大変ですが助けていただいてとてもうれしかったです。

■ 林枝里香
素敵な〝場〟にびっくり!チェロの魅力が空間をびっしり埋め込んで、そこから無限大の広い宇宙にまで音が広がっていくのを感じていました。午後のひとときの時間が、音楽と会話との出会いによって、チェロの音のように重厚で濃密な時間となって、私の心にしみわたる経験となりました。また音楽に限らず、素敵な時間を皆様とご一緒出来ればと思っております。今日はお誘い頂き、ありがとうございました。
*林さんは中学からの友人と参加くださいました。林さんの生きる姿勢には学ぶものが大きいと感じています。すてきな時間を共に作りたいと思っています。よろしくお願いいたします。

■ 橋詰ひとみさんの友だちBさん
チェロ演奏を身近で聴けてとても良かったです。
心地良い音色には魅了されました。心に染み入り、精神がゆったりし、時が止まったようなゆっくり流れていくような、心が洗い流されるような、心地よい時を作って頂いてありがとうございました。演奏されている大町さんのお顔からもチェロと一心同体というかとてもチェロを愛されている様子がうかがわれます。毎年すてきな演奏会を提供して頂きありがとうございます。