くらしの支援NETWORK

 

2010.04.21
      〝排泄を考える 〟

 
くらしの支援NETWORKでは
 参加者とは創り出す当事者のことです
  たくさんの当事者のみなさんに
   〝排泄考える〟をありがとうございました
 

 



■ 山田俊哉(京都市消防局)
今日はありがとうございました。
「排泄を考える」ということで、今日はいろいろ自分なりに考えてみました。
まず、おむつが300種類もあることに驚きました。
同じ目的に使う器材?が300種類もあるというのは、それだけ使う人のオーダーに個人差があり、また改良に改良を重ねた結果だろうし、まだ理想的なものになっていないのかなぁ、と思いました。
そんなに種類があると、一つひとつの数が少なくなるからコストもきっと高くなるのか。。。
「アウター」のおむつと「インナー」のパットを重ねて使うことも、今日はじめて知ったのですが、それぞれ別のメーカーが作っていること、ギャザーの間にぴったり収まるインナーがないこと、アウターとインナーの両方に吸収パットが付いていることが、素人の僕には「なんで?」でした。
ポータブルトイレへの移動に関係した救急ってけっこう多いのです。
今日のイラストにもありましたが、移動するとき転んでケガしたとか、ベッドとトイレの隙間に落ちて動けないとか。 部屋のスペースとかあって理想的な位置にトイレを置けなかったり、予算の都合でいいのが買えなかったりとか、あると思いますが、少しでもケガする可能性が低くなるよう周りにいる者が気をつけてあげることが大事かなと思いました。







■ 橋詰ひとみ
室内の紙おむつのあまりの多さに圧倒されました。
排泄に関して真摯に考えておられる事がひしひしと伝わってきました。
下の世話にはなりたくない。体が動けるうちは.誰もが思っています。ヘルパーの仕事では.その気持ちを大事にして手早くおむつ交換する様.心がけたいです。次にその人の状況に添ったおむつを選べたらいいですね。紙おむつのしっかりしたつけ方(介護講習では習っていない)大変.勉強になりました。排泄介護で困った事を相談出来る頼りになる場所ですね。介護されている方々にもっと広く知れ渡るとよいですね。





■ 島田和子
今日はありがとうございました。(^-^)/
お店に入れて良かったです。 お店を出るときにはどうしようかと思いました。山田さんが方向転換をしてくださって出ることができました。良かった。山田さんありがとうございました。
オムツはなるべくしたくありませんが…将来の使用を考えると…とても役にたちました。(^-^)/
人間の尊厳を思うとき…排泄はしてもらうほうもお世話をするほうも大変だと思います。(?_?)
私が結婚するときに一番悩んだのが排泄のことです。 夫にしてもらうのが考えるだけでイヤでした。(>_<)  今は夫以外にしてもらうのがイヤだなと思います。f^_^;
来月は夫婦2人で参加をしたいと思っています。(^O^)/







■ 石原早苗
私は単に自分でトイレに行くことが先決だとだけ思っていましたので、オムツはできるだけ利用しないほうがいいと思っていましたが、まずは医学的根拠の尿漏れの原因を知り、介護も正しい根拠の上で行わないと事故を招くように、正しい根拠から上手く利用することが大切なことがわかりました。
とにかく、部屋中にオムツの展示がされていて種類の多いのにはびっくりしました。
また日本の開発研究が優れていることを知り、こんなところで日本もまんざらでない、頑張れ日本!なんて思いました。
講師の先生が同級生に似ていると、講義中ずーっと思いながら最後にお聞きしたら本当にそうだったのでびっくりしました。40年余り以来の再会になります。
今回、勉強させていただくだけでなく、 支援NETのみなさんとのかかわりの中から更に人のつながりを再確認した次第です。




■ 大幸貴英
以前からオムツのことは興味がありました。
いろんな工夫されたオムツを見て、僕らがお世話になる頃はどうなっているんやろナーなんて思いました。
お話を聞いて少し驚いたのは「講習会をしていて、しっかりと正確におむつをあてるヘルパーさんはほとんどいない」というようなことをおっしゃっていたことです。
また講習会の後喫茶店での皆さんとの話し合いの中で、「教えていただいた正しいオムツの当て方を現場で自分だけするのは難しい」と・・・
聞いていて、いろいろ考えさせられました。
それと評判のいい「おまる」が売れないから製造停止になるということも。
今の世の中、インターネットの発達でいろんな情報が溢れています。
また人間関係も複雑になってきています。
そのせいで皆のためになる素晴らしい情報が埋もれてしまったり、正確に伝わらなくなったりしているのが残念でなりません。