くらしの支援NETWORK



Flash Report
[ 〝関係〟は思いやる心から ]
こころの病をもつということ

案内者 中瀬慶子さん

2009.02.18 関係は思いやる心から


中瀬慶子さん

精神障害者地域生活支援センター西京









くらしの支援NETWORKでは
 参加者とは創り出す当事者のことです
  たくさんの当事者のみなさんに
   素晴らしい議論をありがとうございました



島田和子
今日の企画とっても良かったです。精神障害者でなくても通じることだなと思いました。 少しイヤなことがあって気が重かったのですが・・・心がほんわかしました。ハッピーな1日でした。
ひとり息子もボランティアをするようになりました。知的障害のある1年生くらいの子と手をつないで歩いているところとバッタリと出会って、とても嬉しかったです。児童館でボランティアをしています。









吉川美幸
偶然、古書の整理中、積ん読のままを拾い読み、「心とは何か」の目次が目に止り、再読しました。人は、生きている限り、何かを望み、何かを期待してそれに絶望したり、喜んだり、そして、苦しみと、喜びの両方を味わうという、「心の歴史」を持つ。その人でなくては、味わえなかった事柄が、その人の「歴史性」として現われてくると、ありました。昨日、今日、いえ、一日のうちでも、朝、夕、に自分の心が揺れ動き、不安定に移ろいやすい毎日、それにもめげず、前向きに来られてことは、周りに、私を励まし、支えて貰った多くの仲間、友達、隣人ーとのコミュニケーションがあったからこそ、と、思います。
その典型が、この支援ネットワークの皆さま方との出会いだと思います。これから、この小さな種から芽が出て、花が咲き、大きな輪(歴史)になっていくことに、一層の思いを込めたいと、中瀬先生のお話、皆さまの貴重な体験を聞き、心のタガ(支え)が外れそうになっていた自分が、軌道修正できそう、と、参加して良かった、と、思いました。自分らしく、ありのままに、時には、「うつ病」「認知症」のままでも、「安心して暮らせる社会」を、目指して、まだまだ学ぶこと、そして、心のエキス(知恵)を貰えることに、感謝。もう少し、がんばろうーと、思いました。




難波洋子
私は、児童福祉障がい者施設に設置されているパン販売、喫茶に行くことがあります。気持ちをまっ白にして、同じ目線で対話をすると、とても素直に人なつっこく応えてくれます。子供たちも店員として、立派な対応をしてくれます。こういうことも子供たちにとって「社会参加」になるなら、今後もぜひ子供たちと関わっていきたいです。心を開き、相手を信じ、心と心がつながつながれば、いい関係になるのかな?


〝くらしの支援NETWORK〟だからこそ
重たいテーマにとりくみました

前向きな議論の場になりました

■偏見:ステレオタイプに感情が伴った外集団への見方のこと。
■差別:その外集団に対する否定的な行動のこと。


ステレオタイプという用語はもともと印刷用の判型を指します。頭の中に構成された社会的対象のイメージが、型にはまった形式になりやすいことからジャーナリストのリップマンが最初に用いました(Lippmann,1922)。




中瀬慶子
とてもいい集まりに参加させて頂きありがとうございました。
素晴らしい集まりをされていることについて驚きました。
うちのスタッフにも参加するよう呼び掛けていこうと思っています。
「暮らしの支援ネットワーク」があちこちに広がると本当に誰でもが住みやすくなるのではないでしょうか。長く継続するには個人の犠牲が大変かな…とも感じました。せめて場所だけでも、公的機関の空き部屋を利用できるようになればいいですね。
今後ともよろしくお願いいたします。




川本好香
心の病は一般的に偏見が多く、公の場では声高に話し合うことは少ないのですが、きょうの〝くらしの支援NETWORK〟ではこれがテーマに取り上げられました。心の病をもつ御家族の生の声、自分自身の体験談、友人や知人の話を聞きことができました。その後も活発な意見交換が行われました。自分の思いを素直に話し、人の話を聞いて考える。このように本音で話し合える機会を持てて、とても有意義な時間をすごすことができました。心の病をもつ利用者さんとの関係づくりの大変さ、大切さを痛感しています。
ある程度は病気については把握をしながら、病名ではなく、その人を理解するように、特に話しを聴くこと、コミュニケーションをとることを大切に思って心がけています。





山田俊哉 山科消防署
今日は楽しい時間をありがとうございました。
北川さんが言ってたように「一緒にパソコンしたり、一緒に…、一緒に薬をもらいに行ったり」というのが大切やなぁと考えながらうちに帰ってきました。「お薬を飲ませるのが難しいと思うのですが…」と手を挙げて質問した時に、河内さんが自分の体験を話してくださったこともすごい事なのですが、その答えの足りない部分をすぐにフォローして北川さんが話してくれたことに感謝しています。
それから偏見の再生産、コントロール能力、やさしさ、思いやりの本質について、自分なりにじっくり考えてみようと思いました。
今日は研究会に参加させてもらって良かったです。落ち着きました。
同僚の死について、いろんな方から「気を落とさないように」と励ましていただきました。ありがとうございます。恐縮です。
自分では気づきませんが厳しい目をしていたのかも知れませんね。
「小さな口、大きな耳、やさしい目」をもちたいと思います。







橋詰ひとみ
お疲れ様でした。身体も心の病気も同等なのにまだまだ偏見の気持ちが拭い切れない自分があります。それがとても恥かしい事だと皆が心から思える世の中が来たら良いですね。経済的.身体的.心的.親族的さまざまな余裕が無いと難しいのでしょう。自分で努力して心がけたいものです。(無理な事もありますが)孤独をさけよう!失敗してもいいから.少しづつでもいいから自分の出来るかも?と思う範囲で挑戦しよう!